スイス在住時、オリーブオイルソムリエ資格をもっている、accademia dell’olio 卒業生でもある料理の先生の催したオイル講習がとてもおもしろく、興味を持ち始めた事がきっかけ。また、オリーブオイルの緑色が実はクロロフィル添加による偽造も存在する事に衝撃を受け、2010年秋にソムリエコースを受講。
受講後には、ご自身が受講されたソムリエコースの様子を雑誌「ジョルニ」に寄稿。その後もメディアでオリーブオイルと食に関してコメントを通して発信していらっしゃいます。
ソムリエコースを受講されてからは生活の中でバターや食用油を使っていた場面でもオリーブオイルに切り替えたり、70歳を超えるご両親も朝食のパンにオリーブオイルをかけて食べるようになるなどご家族へも影響があったのだとか。
また、レストランでは、「置かれているオリーブオイルはついついふたを開けて匂いをかいでしまう癖がついてしまって、酸化したものは素直にかけられなくなってしまいました」とのこと。
2011年からブラジルへと移った2年間は、購入するオリーブオイルも、ディフェットオイル(欠陥オリーブオイル)であることが非常に多く、忘れかけてしまった感覚のブラッシュアップも兼ねて、コースディレクターを受講。
「最初は、嗅覚•味覚ともに、鈍くなってしまっていることに愕然としました」と大坪さん。それでも、授業で使うオリーブオイル選びを進めて行くうちに、知識と知覚とがリンクしてくることを実感でき、充実感も得られたそう。また、生産者や販売元のラベルの作り方にもそれぞれの独自性が見られて、味のみならず売り方にも進化が感じられた点が興味深かった、とのこと。
コースカリキュラムに含まれていた、農業学校訪問や生産者のプレゼンテーションを通じて、「今シーズンは、地域によってはオリーブ実ハエの被害が影響し、出来映えの極上の年とは行かない場合もあるようですが、生産者の方々のご苦労がなおの事よくわかりました。」と、改めてオリーブオイルづくりでの高品質を保つ事の難しさも、感じる場面があったそう。
今回の受講の際の様子、オイルの選び方、オイルと健康についてをラジオ日本「岩瀬惠子のスマートニュース」の月一回ヨーロッパレポートでも、すでに発信していただいたとのこと。
「在住のイギリスでは、美味しいオリーブオイルとの出会いもまだまだなので何か普及のチャンスがあったら、知識を活かしていきたい」 と抱負を語ってくださいました。これからも、メディアを通じて、オリーブオイルの美味しさ、正しい情報発信を続けていってください。
プロフィール
2005年 フジテレビジョンを退社し、フリーアナウンサーに
2005〜2010年 スイス チューリッヒ在住
2010年10月 AISO オリーブオイルソムリエ資格取得
2011〜2012年 ブラジル リオデジャネイロ在住
2013年〜現在 イギリス マンチェスター在住
2014年1月 AISO JAPAN オリーブオイルソムリエコース コースディレクター受講